茶祖栄西記念像
【日本語版音声案内】
【English voice guidance】
脊振山頂に向かう途中、木立の中に日本に最初にお茶を植えた、臨済宗の開祖栄西禅師の記念像が、訪れる人を静寂のなかでむかえてくれます。
日本茶は、鎌倉時代に栄西禅師が宋の国からお茶の種を持ち帰って、脊振山に植えたのが始まりといわれおり、その後、茶の製法や効能を全国に広めました。この一帯は、8世紀の頃から、山岳仏教の聖地として栄え、修験道場としての様々な大伽藍が建ち並び、脊振千坊(セフリセンボウ)と称えられたところです。