ジャピー機遭難地
【日本語版音声案内】
【English voice guidance】
アンドレ・ジャピーは、フランスの冒険飛行家で、フランス政府によるパリ―東京間100時間飛行の懸賞競技に挑み、昭和11年(1936年)11月15日パリを飛び立ち、11月19日早朝、不安定な気象条件の中をジャピー機は東京へ向かって香港を出発。しかし、飛行は困難を極め、気流に巻き込まれ脊振山頂付近に墜落しました。
遭難を知った地元の人々は、捜索隊を編成し、雑木林の中で動けなくなっていたジャピー氏を発見し、ジャピー氏は一命を取りとめました。当時この出来事は国境を越えた人間愛として大きな話題になり、小さな村に咲いたフランスと日本をつなぐ感動的な出来事として、今でも語り伝えられています。墜落した山中には石碑が建立されています。