日の隈公園
【日本語版音声案内】
【English voice guidance】
日の隈山(ヒノクマヤマ)の麓にある、この公園は昔から桜の名所です。日の隈山頂まで桜並木が連なり、約2000本の桜は3月下旬から4月上旬が見頃となります。特に、公園から日の尺池(ヒノシャクイケ)に続く並木はまるで桜のトンネルのようになり、桜の季節になると多くの花見客で賑わいます。
公園内は天然芝の多目的グラウンドや遊具などがあり、休日になると県内外から訪れる、多くの家族連れで賑わいます。日の隈山では、奈良時代に、のろしをあげることで、太宰府へ通信するという役割を果たしていました。西は、対馬、壱岐から、東は鳥栖の朝日山を経て大宰府へ繋がり、外国からの使者などが来た場合は1本の煙、敵の船団だと船の数に応じて、2本、3本ののろしを上げて防人たちが伝えた通信伝達の山です。