高志神社
【日本語版音声案内】
【English voice guidance】
高志神社は、櫛田三所大明神(クシダサンショダイミョウジン)のひとつとされた古社で、また、集落や墓地、貝塚などが備わった弥生時代の村の遺跡もある神社です。この高志地区には、約200年にわたり受け継いできた伝承芸能の高志狂言があり、毎年10月12日の高志神社の秋祭りに奉納されています。
この地区の集落は約30戸あまり、その小さな集落に、中央の狂言界から姿を消した、「鷺流(サギリュウ)」狂言の秘曲「半銭(ハンゼニ)」を伝えられていて、貴重な民族芸能として昭和47年(1972年)に無形民俗文化財に指定されています。