史跡・名勝
■ アンドレ・ジャッピー記念碑
■ 栄西記念像(茶祖)
■ 脊振神社
■ 後鳥羽神社
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鳥羽院地区には、鎌倉時代の1221年「承久の乱」で敗れ、隠岐島に流された後鳥羽上皇がひそかに島を抜け出し、身を寄せたという「後鳥羽上皇の伝説」があり、鳥羽院の名前の由来にもなっています。現在でも、2月22日の後鳥羽上皇の命日には祀りごとが行われています。 |
〔所在地〕脊振町 | ||
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■ 脊振のめがね橋・桜街道
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明治24年(1891年)に作られた高さ14m、長さ20m、幅6mの石造りの橋で、橋脚は城原川両岸の岩盤に固定され、耐久性と急流の負荷を少なくするために、アーチ構造でできています。城原川の深い渓谷にかかり、神埼と脊振の幹線道路として利用されていました。めがね橋の欄干から噴き出る水「恵みの流水」は、みどり豊かで自然の豊富な「せふり」から、ここを訪れる人たちへの贈り物です。現在眼鏡橋は神埼市の重要文化財に指定されています。 このめがね橋周辺は、城原川沿い約2㎞にわたり、春は桜の街道が続き、6月になるとあじさいも咲き始め、脊振渓谷に彩りを添えます。 |
〔所在地〕脊振町 | ||
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脊振町の深い緑のなかに色鮮やかな赤いレンガの建物、これが明治生まれで、いまだ現役の、九州電力広滝第一発電所です。現存するレンガ造りの発電所としては九州で一番古いものです。明治40年の着工当時、馬車や牛車、人力だけが頼りだったため工事は困難を極めました。 城原川から取水した水を導いて、その勢いで水車を回して発電する仕組みで、明治41年(1908年)に完成した県内最初の水力発電所です。イギリス製煉瓦157万個により造られ、ドイツ製の2基の発電機を備えていました。出力1000kw。待望の送電が開始された2060戸の電燈が一斉に輝いたとき、人々は飛びあがって喜んだそうです。当時では最新式の施設で、現在でもタービン3基で2150kwの発電が行われています。 春にはイギリス製の赤レンガの建物が、周りを取り巻くピンク色の桜とよく映えて山間の田園風景をさらに興味深いものにしています。春の桜のピンク、菜の花の黄色、彼岸花の赤、そして秋の銀杏の黄色など、山合いの四季を楽しむことができます。 |
〔所在地〕脊振町 | ||
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