春の九年庵一般公開案内
【九年庵の名前の由来】
元来「九年庵」とは、現邸宅の西北端に建てられた14坪の茶屋(現在は解体)のことを指し、また「九年」とは
この庭園が9年の歳月を費やして築造されたことに由来するものです。
九年庵・国の名勝指定(平成7年) 佐賀の大実業家、伊丹弥太郎が明治25年に造った別荘と明治33年から9年の歳月をかけて築いた6,800㎡の庭園。 別荘は入母屋葦葺の屋根に杉腰張りの土壁、竹格子の連小窓や真竹を用いた周りの濡縁など、野趣に富む外観を持ち、材質、色感、意匠、構造などのすべてに、細心かつ充分な吟味が加えられ、茶室と書院の様式を折衷した近世和風の数奇屋建築です。 庭園は広く、多くのツツジやモミジ類などが植栽されており、四季を通して美しい景色を描き出しています。また、庭一面に広がるコケはまるでじゅうたんを敷き詰めたかのように錯覚してしまいます。 九年庵は平成7年2月に国の名勝の指定を受け、毎年春の新緑の時期と秋の紅葉の時期に一般公開をしています。
※平成30年度春の一般公開の様子や紅葉状況は、スタッフブログのページをご覧ください。
一般公開
●期間
令和元年5月3日(日)~5日(火)
●時間
午前8時30分~午後4時まで
●美化協力金
500円(高校生以上)
●九年庵周辺の地図
■九年案周辺地図(Googleマップ)
●交通案内
■交通案内図(PDF)
○最寄りの高速道路のインターは、「東脊振IC」です。
○一般道の場合は、東脊振トンネル有料道路も利用できます。
○九年庵周辺には、公営の駐車場はありませんので、九年庵周辺の混雑を避けるため、マイカー用駐車場として吉野ヶ里歴史公園臨時駐車場を準備しています。(インターから約10分)
*注意点
※九年庵の一般公開に伴い、仁比山公園の駐車場は身障者専用駐車場となります。